ALOHA ケン・ノブヨシです。
今日のオーダーはこちら。
- つまみ:芽キャベツの素揚げ 3種の変わり塩(cooking)
- ビール:コナブリューイング「ビッグウェーブ」
- コラム:ハワイのピアス事情
- 相伴本:『ガラスの仮面』
それでは、ゆっくりとハワイアンタイムをおすごしください。
芽キャベツの素揚げ 3種の変り塩(cooking)
本日の主役は芽キャベツ。
アメリカでは超メジャーな食材だが「子どもが嫌いな野菜」の上位にランクインする食材だ。歯ごたえが悪く、苦味があるのが不人気の理由らしい。
だがしかし逆に言えば、それだけ食べる機会も多いということだろう。悪名は無名に勝る。
ちなみに芽キャベツを苦いと感じる人と感じない人がいるらしい。もちろん「苦い=嫌い」ではないが、苦いと感じる子どもには辛いのかなと思う。
ハワイでも芽キャベツは超メジャー級で袋に入ったものはもちろん、こんな棒状で売っていたりもする(こちらはホールフーズの芽キャベツ)。
【この棒状の芽キャベツは、以前メインブログにアップしてますのでご覧いただけたら嬉しいです👇】
ハワイで見つけた茎付き芽キャベツ❗〜ハワイの身近な食材⑤〜
今回はこの芽キャベツを素揚げし、3種類の塩で味付けをしてつまみを作ってみたい。
カレーパウダー&ソルト
一皿目は素揚げした芽キャベツにカレーパウダーと塩をまぶしたもの。
カレー粉は日本から持ち込んだ中村屋の「純カリー粉」を使用。中村屋のカリーは恋と革命の味。
リーヒン&ソルト
ハワイのロコが愛するリーヒンパウダー(Li Hing Powder)はスーパーやコンビニで必ず売っているローカル調味料の一つ。
乾燥させた梅干をパウダー状にし、塩、砂糖、リコリスを加えたもので、甘じょっぱい味が特徴だ。
ハワイではフルーツにまぶしたり、アイスやマラサダといったスイーツにも使用する。
そんなリーヒンをまぶして作ったのがこちら。
ちなみに私はこのリーヒンパウダーを小瓶に入れて持ち歩いていて、チキン、唐揚げ、ロコモコと何でも味変をしたいときにかけている。
ガーリックソルト
ガーリックソルトを振りかけて混ぜれば完成。シンプルだが香りが食欲をそそる。
よし。準備は万全。1種類だと飽きてしまうが3種もあればゆっくり楽しめるだろう。
コナブリューイング「ビッグウェーブ」
芽キャベツに合わせるビールはコナブリューイングカンパニーの「ビッグウェーブ」をチョイス。
- スタイル:ゴールデン・エール
- ABV(度数):ABV4.4%
- IBU(苦味値):21
(数値はKONA BREWING HPより)
軽い口当たりに柑橘系の爽やかな香り。さっぱりとした飲み心地のビッグウウェーブ。
コナブリューイングカンパニーのラインナップの中でも最も飲みやすビールの一つだ。
苦味が少ない(というかまったく無い)ので、ビールが苦手でもこのビールは美味しいという人は多い。
ちなみにJALのハワイ便ではこのビックウェーブが機内で提供されている。
万人に好まれるビールということで選ばれたのだと思う(現在は同社のロングボードもメニューに加わっている)。
おいしい時間
それでは、今回も食材に感謝して。いただきます。
芽キャベツは今回は素揚げにしたが、ほかにも茹でる、炒める、オーブンで焼くなどがあるが、私は素揚げとが好きだ。香ばしさがビールに合うからだ。
さてまずはカレー芽キャベツから食べてみよう。
カレー風味が食欲をそそる。芽キャベツの苦味がカレーパウダーと良く合っていて、ひとつまたひとつと手がでてしまう。子どもも食べやすく娘も横からつまむほどだ。
次にリーヒン芽キャベツ。
リーヒンの酸味と甘さが塩を足すことでより引き立つ。リーヒン自体にも塩が入っているが、エキストラで加えたほうが美味しい。コツとしてはリーヒンは多めがおすすめ。
最後はガーリック芽キャベツ。
芽キャベツのほんのりした甘みと奥深い苦味。素材の味が生きる。まさに王道の味。
そしてビールとの飲み合わせ。
ビッグウェーブはさすがだ。どの味にも臨機応変に合わせてくれる。爽やかなのどごしにつまみも進む。
思わず顔がほころぶ芽キャベツ3種の変わり塩。簡単に作れるし、これはレギューラーおつまみに決定だ。
【ハワイコラム】ハワイのピアス事情
ハワイに移住したのは娘が小学校1年生の時。
同級生の女の子たちを見てまず思ったことは「ピアスしている子が多いなー」ということだった。
ハワイでは小さいころからピアスを開ける子が多いと聞いていたので驚きはしなかったが、日本でいた頃の職場が男女ともピアスや指輪が厳禁だったので、なんだか新鮮な気分だった。
しばらくして学校に慣れてきた頃、娘が「私もピアス開けたいなー」と言ってきた。
私も妻もピアスを開けることに反対ではないし、小さいころから身に着けるものに対して気を遣うことはいいことだと思った。
心配があるすれば、日本に一時帰国したときに娘のおばあちゃん(私の母)に小言をいわれるかも?ってことと、もし日本の中学or高校に入ることになったら?という点だった。
しかしまぁ、その時はその時だ。「~かも」とか「もし~」という将来の仮定の話より、いまこの時の友達との女子トーク(「そのピアスかわいいねー」とか)を大事にしてあげたい。そう思った。
とはいえどこで開けていいのか知らかったので、妻の職場の先輩ママに聞いてもらうことにした。
すると返ってきた答えが
「だいたいみんなクレアーズであけてるよ」
は?クレアーズ?
あのピンクやらパープルの商品が所狭しと置いてある店?
あの「6個買えば3個フリー」とかよくわからんセールしてる店?
あのクレアーズでピアスをあける・・・。
半信半疑だったので、実際にアラモアナセンターのクレアーズにいってみることにした。
見に行ったら確かにあった。ピアスあけコーナーが。
店の隅に小さい台があってそこで開けるらしい。
しかも店員が。。。
ちょうど開ける子がいたので見学をすることにした。
年齢は5歳くらいであろうか?ちょっと緊張した面持ちの女の子である。
説明を受けて、耳の開ける場所を決めると店員のお姉さんが慣れた手つきで「バチッ」とあけた。
開けた!とおもったら素早く女の子に「ロリポップあげる。どれがいい?」と気をそらさせる。
泣き防止か。さすが慣れている。
ふーむ。簡単だな。まぁ、そうだよな、私が高校の頃だと100円ライターであぶった針で開けた猛者も実際にいたからなぁ。
消毒して機械で開けるんだからなんも問題ないよな。耳から白い糸が出てきて失明することなんてないね。
さぁ、娘よ。どうする?開けたければいいんだぞ。どうする?
娘「10歳の誕生日に開けることにする…」
おっ?ちょっとびびったのか?先送りにしたぞ。
私「そっか。じゃ、またこよう。」
本人が「どうしても開けたい」ってなるまで無理強いはしない。
それからピアス熱が冷めたのか、びびったのか知らないが開けたいと言わなくなった。
もしかしたら誕生日に開けると心に決めてるから言わないのかもしれない。
来年の誕生日、娘は果たして「ピアス開けに行こう!」って言うだろうか。
暖かく見守ろうと思う。
一夜一冊:本日の本『ガラスの仮面』
前回の記事でシェークスピアの戯曲をまとめた児童書『A STAGE FULL OF SHAKESPEARE STORIES 12』を紹介した。
ALOHA ケン・ノブヨシです。 今日のオーダーはこちら。 つまみ:KONO‘Sのカルアピッグ(takeout) ビール:コナブリューイング「ロングボード」 コラム:プナホウスクールのバース・ストーン […]
紹介するにあたって私も読んでみた。すると「真夏の夜の夢」の話を読んだときに無性に『ガラスの仮面』を読みたくなってしまった。
そういや『ガラスの仮面』では劇団つきかげぷらす一角獣が「真夏の夜の夢」を上演してたんだよな。
しかし我ながら「舞台やオペラを観たくなった」ではなく「ガラスの仮面を読みたくなった」というのはいかがなのもだろうか?
それもこれも北島マヤのせいである。ついでに月影先生のせいでもある。
妖精パックを演じることになったマヤに「亜弓さんならきっともっときれいな動きをとるでしょうね。」と言い放つ月影先生。
「先生、人と比べてはいけませんよ。人は誰しも特別なオンリーワンなのだから。」ということはもちろん月影先生には通用しない。
突然、三方向からくるボールをよける練習(しかも音楽合わせて)をマヤにさせる月影先生。
なんのために・・・?
そう、それは妖精パックの動きを身に付けるための特訓だったのだ・・・。
あー!だめだ。『ガラスの仮面』読み直したい。
確かハワイのブックオフで1~49巻で147ドルで売ってたな。。。
古書販売のブックオフがなんとハワイにもあるんです!中古本の中古ゲームの販売はもちろん買取も!今回は家で不要になった本を買…
日本の実家に行けばあるんだけどな。でも日本から送ってもうのもどうかと思うし。
まぁいい。『ガラスの仮面』は何回も読んでいるので、脳内再生で我慢しよう。今夜から寝るとき毎日脳内再生。
最後にガラスの仮面について、いま現在疑問に思うことを挙げておきたい。
なんだか、全然疑問点ではなかったが、それだけガラスの仮面は話題が尽きないということだ。
今度の週末は妻と徹夜で「ガラスの仮面トーク」をしようと固く心に誓う。
それにしても。。。
あー読みたい。
それでは今宵は脳内再生ということで。
皆様、良い夜を。