ALOHA ケン・ノブヨシです。
今日のオーダーはこちら。
- つまみ:KONO‘Sのカルアピッグ(takeout)
- ビール:コナブリューイング「ロングボード」
- コラム:プナホウスクールのバース・ストーン
- 相伴本:『A STAGE FULL OF SHAKESPEARE STORIES 12』
それでは、ゆっくりとハワイアンタイムをおすごしください。
KONO‘Sのカルアピッグ(takeout)
KONO‘Sはノースシュア、カイルア、カパフル、ワイキキとオアフ島に4店舗展開する人気店。
12時間ローストしたカルアポークが人気のお店だ。2020年9月にワイキキのクヒオ通りにもオープンした。
ワイキキお店の詳細はメインブログをどうぞ👇
今回はKONO‘Sの名物、カルアピッグ(カルアポーク)をつまみとして楽しみたい。
見るからにビールに合いそうだ。これは楽しみ。
コナブリューイング「ロングボード」
ビールはコナブリューイングカンパニーの「ロングボード」をチョイス。
- スタイル:ラガー
- ABV(度数):ABV4.6%
- IBU(苦味値):20
(数値はKONA BREWING HPより)
以前にガーリックシュリンプの回で登場したコナブリューイングカンパニーを代表する一本である。
ブリュワーのホームページに「通常軽食に合うが、グリルドチキンやピザなどボリュームのある食事にも合う」と書いてあったので、今回味が濃くのボリュームのあるカルアピッグにも合うか試してみたい。
至福のハワイアンタイム
それでは、今回も食材に感謝して。いただきます。
長時間煮込んであるので、繊維状になった肉が柔らかくとてもおいしい。甘辛い味がしっかりと肉に染み込んでいて噛めば噛むほど旨味が口に広がる。
こんなに美味しいカルアピックを初めて食べた。さすが人気店の看板商品だ。本当におすすめできる一品。
今回チョイスしたロングボードはフルーティーで苦味が少ないので、カルアピッグの甘辛い味付けと相性はよかった。
私の個人的なおすすめの食べ方を紹介は、カルアピッグを乗せたご飯にお茶をかけてお茶漬けにして食べる「カルアピッグ茶漬け」。
お酒のあとのフィニッシュ茶漬けとして最後の締めにぜひ試していただきたい。
ハワイをたっぷり満喫できる組み合わせに大満足。
【ハワイコラム】プナホウスクールのバース・ストーン
オバマ元大統領の母校として知られるハワイの名門校プナホウスクール。
この学校の正門にはバース・ストーンが鎮座してる。
バース・ストーンとは出産時の苦痛を和らげるマナが宿るとされ、生まれてくる子に祝福と力を与えてくれるとも考えられた石のこと。ハワイ各地にある。
プナホウスクールの正面にはポハクロア(長い石の意味)と呼ばれる石があり、これがバース・ストーンだそうだ。
もともとマノア渓谷にあったのだが、カメハメハ3世の時代(19世紀半ば)に当時の日本領事館の庭園に移されたらしい。
その後プナホウスクールの正門前に移動。「PUNAHOU SCOOLl」のプレートが付けられて、現在では学校の表札となっている。
いわれのある石にプレートをつけるんだと少々ツッコミたくもなるが、とにかく現在は名門学校の表札として学校や生徒に祝福を与えていると信じたい。
ちなみにプナホウスクールは1841年設立だが、このすぐ近くに1890年に設立されたカピオラニ病院がある。
この病院はカピオラニ女王によって設立されたハワイで最初の産婦人科病院で、現在では総合病院となっている。
この病院が産婦人科病院として始まったのでバース・ストーンに呼び寄せられたと言う人々もいる。
ちなみにこの病院はオバマ元大統領が生まれた病院だ。またオバマさん。
彼はこのバースストーンにずいぶん縁があるらしい。
残念ながら私はこの石とは縁も所縁もないが、それでもこの前を通り過ぎるときは敬意を表しお辞儀をするようにしている。
なんとも数奇な運命でプナホウの表札となっているバースストーン。
でもこの場所なら毎日通学する生徒を見守れるし、近くの産婦人科も見守ることができる。
次世代を担う多くの子を見守れるこの場所をバースストーンは気に入っているのではないかと思う。
一夜一冊:本日の本『A STAGE FULL OF SHAKESPEARE STORIES 12』
本日紹介するのは英語児童書『A STAGE FULL OF SHAKESPEARE STORIES 12』。
この本はシェークスピアの代表的な12の戯曲を素敵な挿絵とともにまとめた児童書である。
『ロミオとジュリエット』や『マクベス』などが1話4〜5ページほどに上手にまとめられていて、子どもが楽しめる内容となっている。対象年齢は小学校中高年ぐらいだと思う。
娘は私と妻に似て本の虫なので、手に取る本を片っ端からすぐ読み切ってしまう。仕方ないので図書館に頻繁に通っているのだが、それでも追いつかない。
そこで、何度でも読み返せる本は無いかと探したところ、妻がこの本を見つけてくれたのである。
さっそく購入して娘に与えてみると、娘は食い入るように毎日見ている。
「名作はいつの時代でも色あせず」ということを目の当たりにしてちょっと感動してしまった。
娘は「ロミオとジュリエット」が一番好きだと言う。一目惚れするタイプなのかもしれない。
少なくとも数年は友達として過ごし、よく見極めてからお付き合いをするように今からアドバイスをしておきたい。
シェークスピアに感動する娘を見て「こうして21世紀の子どもに名作が受け継がれていくんだな。」と思うと感慨深いものがある。名作の継承に役に立てたようでちょっと嬉しい。
本当にこの本は素晴らしい娘への贈り物になった。見つけてくれた妻に感謝。
夜も更けて参りました。本日はこのあたりで。ではまた。