ALOHA ケン・ノブヨシです。
今日のオーダーはこちら。
- つまみ:ロミロミ・サーモン
- ビール:マウイ・ブリューイング・カンパニー「マウイ・ライム・ラガー」
- 本紹介:『本当に「英語を話したい」キミへ』/『英語は筋トレ』
それでは、ゆっくりとハワイアンタイムをおすごしください。
ロミロミ・サーモン
本日のつまみはロミロミ・サーモン(lomi-lomi salmon)。
ロミロミサーモンはサイコロ状に細かく切ったサーモンとトマト、タマネギを揉み込んだ料理のこと。
私はずっとハワイの伝統料理と思っていたが、起源は割と近く、18世紀〜19世紀に西洋の船乗りが伝えた塩鮭やトマト、タマネギを使用したことから始まったとのこと。
ロミ(lomi)はハワイ語で「混ぜ合わせる、擦る」で、食材を指で圧搾してハワイアンソルトで揉むことから「ロミロミサーモン」と呼ばれるそうだ。
古くからある伝統的な料理ではないが、ルアウ(宴)には欠かせない副菜となっている。
さて、そのロミロミサーモンはハワイのどこのスーパーでも必ず置いてるメジャーな副菜。日本での「きんぴらごぼう」や「ほうれん草の胡麻和え」のような位置づけだと思う。たぶん。
今回は「TARO BRAND」のロミロミサーモンを買ってみた。価格はだいたい5ドル前後くらい。
ちなみにこの「TARO BRAND」はハワイのメジャープランドで、ポイのメーカーとしても有名。タロのパンケーキ粉なんかも作っていて、とってもおいしくておすすめ。
ロミロミサーモンの見た目はこんな感じ。具材がキューブ状になっている。
ちなみに購入したのは14オンス(約400グラム)だが、32オンス(約900グラム)という、ミニバケツみたいな商品もあるので、大人数のときはそちらをどうぞ。
マウイ・ブリューイング・カンパニー「マウイ・ライム・ラガー」
ロミロミサーモンに合わせるのはマウイ・ブリューイング・カンパニーの「マウイ・ライム・ラガー(Maui Lime Lager)」をチョイス。
- スタイル:ラガー(メキシカン・ラガー)
- ABV(度数):4.6%
- IBU(苦味値):20
(数値はMAUI BREWING HPより)
サーモンの香りと味が強いので、サッパリ系のビールにしてみた。
こちらの商品は期間限定シリーズのうちのひとつだが、在庫の関係なのかスーパーでわりといつも見るような気がする。
ロミロミサーモンを食べる
それでは食材に感謝して。いただきます。
サーモンの香りと塩気が口いっぱいに拡がり、鼻に抜ける。そこにトマトとネギの食感が加わって美味しい。「サーモンのマリネ」というより「トマトのツナ和え」に似てる。
つまみとしては、メインつまみというより先付けタイプ。塩気が強いのでパクパクというより、じっくりゆっくり味わいたい。
私はアクセントに七味をかけてスパイシーにするのが好きだ。レモンをかけても美味しい。
冷たいほうが美味しいので、食べる前によく冷やしておくのがおすすめ。
お次はビール。「マウイ・ライム・ラガー」をグラスに注ぐ。見た目は黄金色で爽やか。
ゴックっと一口。ライムのサッパリとした味わいで、飲み口が軽くのどごし爽やか。
苦味もクセもないので、どんな料理にも合いそうだ。もちろんロミロミサーモンとの相性もよく、塩鮭のしょっぱさとライムのサッパリが調和しておいしい。
このビールはクラシック・メキシカン・スタイルということで「テカテ」や「コロナ」などメキシコのサッパリとしたビールが好きな私にはたまらないビール。これはリピート確定の「マイビール」にぜひとも加えたい。
ちなみにワイキキにあるこのビールの製造元である「マウイ・ブリューイング・カンパニー」の直営レストランに行った時にも、このマウイ・ライムを注文して「ウマい!」と喜んでいたようだ。
👉メインブログ:ワイキキの「マウイブリューイングカンパニー」で飲み比べ!
この直営レストランにはビールの飲み比べセットがあるので、自分好みのビールが必ず見つかるはず。
一夜二冊:『本当に「英語を話したい」キミへ』/『英会話は筋トレ』
ここからは、オマケの本紹介のコーナーです。本日は二冊紹介。
一冊目は川島永嗣 著の『本当に「英語を話したい」キミへ』。
本書はサッカー日本代表でベルギー、フランスでGKとして活躍し、現在もフランスのストラスブールに所属している川島永嗣選手による英語勉強法の本である。
川島選手は凄い。何が凄いって
なんと7か国語を話せるのだ。
日本語以外に英語、イタリア語、フランス語、スペイン語は日常会話だけでなく、報道陣対応もできるレベル。
そして、ポルトガル語とオランダ語はピッチ上で指示ができるレベル。
彼が長い間、ベルギー、フランスで活躍しているのは実力はもちろんだが、この語学力も大きいと思う。
ゴールキーパーという守備陣に指示をださなければいけないポジションで、言語を多数理解できるのは大きなアドバンテージだろう。
帰国子女でない彼がどのようにして語学を習得していったのか大変興味深いが、その疑問に応えるのがこの本である。
気になる本の内容だが、実は英語勉強法としては(ありきたりと言っては悪いが)基本的なことが多い。
「これをやればすぐペラペラ!」とかそんな裏技は書かれていない。
本書が伝えたいことは「コツコツやろう」ってことである。
基本に忠実な川島選手の勉強法だが、やはり彼の実績が証明しているので大変説得力がある。
それに加え、川島選手の向上心に心を打たれ「語学を勉強したい!」という意欲がこれでもかと湧いてくる内容となっている。
英語勉強のモチベーションが下がっている人、語学習得に行き詰まりを感じている人にお勧めの本。
基本に忠実という流れで、今もう一冊英語の勉強本を紹介。
最近、『英会話は筋トレ。 中2レベルの100例文だけ! 1か月で英語がスラスラしゃべれる。』という本が売れている。
この本は本書で定められた1ヶ月間のスケジュール沿って反復練習を繰り返すことで、英会話の基礎が身につくという内容。まさに筋トレ英会話。
コツコツという川島イズムに近いものがあり、川島選手の本を読んで「今度こそ英会話を習得したい!」と思った方にお勧め。
私も実際購入してやってみたが、対象は英会話初心者向けで、英会話初心者や英語を学び直したい方にはかなり効果があると思った。
海外赴任前や海外旅行前などに集中して学べば、基本的な応対が出来るようになるのではないかと思う。
私も移住前にこれが出版されていたらなぁと思った良書だった。
やはり「英語は基本をコツコツが大事。聞き流すだけで話せるようにはならんぞ」と改めて思った週末の夜でした。
それでは皆さん、良い夜を。