ALOHA ケン・ノブヨシです。
今日のオーダーはこちら。
- つまみ:ハワイ産マカデミアナッツ(cooking)
- ビール:マウイ・ブリューイング・カンパニー「ビキニブロンド 」
- コラム:ハワイのマカデミアナッツの歴史
- 相伴本:『ワイワイハワイ フラッとお気楽 ひとりオアフ&ハワイ島』
それでは、ゆっくりとハワイアンタイムをおすごしください!
ハワイ産マカデミアナッツ(cooking)
今回のつまみはハワイアン産マカデミアナッツです。
これらはなんとホノルル産!
というのも知人の庭で取れたマカデミアナッツなんです。
これらをナッツクラッカーで割って。。。
オーブンでローストたら完成です!
作り方やナッツクラッカーについてはメインブログで詳細に解説してます(硬い殻を割るのに奮闘する様子も書いてます)。
👇合わせて見て頂けたら嬉しいです👇
マカデミアナッツを大量に頂きました。ハワイ産マナデミアナッツの割り方から食べ方までをレポートします!…
マウイ・ブリューイング・カンパニー「BIkini Blonde」
マカデミアナッツに合わせるのはマウイ・ブリューイング・カンパニーの「 BIkini Blonde(ビキニブロンド)」をチョイス。
- スタイル:ラガー(ヘレス・ラガー)
- ABV(度数):4.8%
- IBU(苦味値):21
(数値はMAUI BREWING HPより)
マウイ島を本拠とするマウイブリューイングの定番商品で、フルーティーでスッキリとしたラガービール。
グラスに注ぐとオレンジがかったミディアムゴールデンカラーが美しい。
マウイブリューイングには直営のレストランがあり、ビールの飲み比べができてとてもオススメです👇
マウイ・ブリューイング・カンパニーではマウイ産のビールが楽しめます!たくさんの地ビールがあって迷っちゃいますが、ABV・…
マカデミアナッツを食べる&色々作ってみる
それでは食材に感謝して。いただきます。
う〜ん、とても香ばしくておいしい。自分でローストするなんて初めてだっけどイケますね。
ロースト仕立てだとホクホクした食感、じっくり熱を冷ませばしっかりとした歯ごたえがあってそれぞれおいしい。
味付けのコツはマカデミアナッツは少量のオリーブオイルを絡めてから塩とシーズニングをかけた方がいいようだ。この方がより味が絡まっておいしい。
ビールの「ビキニブロンド」は甘みのある爽やかな飲み口で、あとからソフトな苦味がきて後味スッキリ。マカデミアナッツとの相性は抜群に良い👍
うーん。これは止まらない。いくらでも食べられる&飲めれそうだ。
この組み合わせ、大変危険。。。
ちなみにこれらのナッツを使って「自家製マカデミアチョコレート」を作ってみた👇
ほかにもサラダにまぶしたり、パン記事にいれて焼いてみたり。いろいろな使い方ができるのがとてもグッドです。
ちなみにマカデミアナッツチョコレートを作ったときのことを別記事で書いています。合わせて見て頂けたら嬉しいです👇
【ハワイコラム】ハワイのマカデミアナッツの歴史
「ハワイの定番のお土産といえば?」と聞かれたら、マカデミアナッツまたはマカデミアナッツチョコレートと答える人が多いのではないだろうか。
私もその一人でずっとマカデミアナッツはハワイ原産だと思っていた。
でも実は原産地はオーストラリアらしい。
衝撃の事実だったので調べてみた。
原種は古代からオーストラリア・クィーンズランド州南部などの熱帯雨林で自生していて、先住民アボリジニの間で食用、儀礼、物々交換に使用されていたそうだ。
1857年にイギリスの植物学者が発見し、友人の名を取り「マカデミア」と命名され、オーストラリアでは1880年代に農園が作られ、1954年頃から商業栽培が始まったそうだ。
ハワイに来たのは1880年代初期、さとうきび畑の防風林として移植されたのが始まりで、1920年以降ハワイ大学が研究し、1950年代には大規模農園ができ特産物にまで成長。
ちなみにこの研究の過程で品種改良され殻を薄くしたらしい。原種はさぞかし硬いのだろう。
調べていくと更に驚くことがあって、現在のマカデミアナッツの生産量はハワイよりオーストラリアが多いとのこと。オーストラリアは世界の30%を生産していて、40カ国に輸出しているそうだ。
たしかに作付面積は広大な土地を持つオーストラリアの方がありそうだ。
ではなぜこんなにハワイのマカデミアナッツが人気なのかというと、それは「ハワイアンホースト」の功績が大きいのではないかと思う。
誰もが一度は見たことがあるであろうハワイの定番のお土産。
ハワイアンホーストの生みの親はマウイ島育ちの日系三世のマモル・タキタニさんと妻のアイコさん。
夫婦で研究を重ね、オアフ島に渡り、地元の菓子店を買い取って「ハワイアンホースト」と名付け営業開始。
最初はステーションワゴンに積んで島中を走り回って商品紹介をしたそうだ。
ハワイが世界有数のリゾート地に成長するとともに、ハワイアンホーストはハワイみやげとして人気商品に。
名物が名物たりうるには人々の努力があるんだなとつくづく感心した。タキタ二夫妻えらい。
現在ではマカデミアナッツを使用した商品が山のようにあって、美味しい新商品が続々と生まれている。
そんな中、ハワイアンホーストは今でも当時の秘伝のレシピどおりに作られているそうだ。
だから正直、「昔懐かしい」とか「古き良きチョコレート」って感じがする。
でも私はそんなハワイアンホーストが大好きだ。
昔、親戚のおじさんなのか、親の知り合いなのか、誰かがお土産に差し出した「ハワイアンホースト」をキラキラした目で見つめていたこと、そして開けた瞬間の感動は今でも忘れられない。
なのでハワイに移住した現在でも「自分用お中元・お歳暮」として一箱買って一人でゆっくり楽しんでいる。
いつまでも古き良きハワイのマカデミアナッツチョコを守って欲しいと願って。
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今回のコラムは下の2つのページを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
一夜一冊:『ワイワイハワイ フラッとお気楽 ひとりオアフ&ハワイ島』
本日ご紹介する本は『ワイワイハワイ フラッとお気楽 ひとりオアフ&ハワイ島』。
2009年出版と少し前のハワイ情報にはなるが、ハワイの雰囲気を知るには現在でもとてもオススメの本。
ハワイ旅行がはじめてという方、何度か行ったけど雰囲気を楽しみたいという方にときにオススメです。
それではまた次のつまみでお会いしましょう!
マハロ!
後記:記事を書いたらオーストラリア産マカデミアナッツも食べたくなりました。こんどスーパーで買って食べ比べしてみたいと思います。